日記とは言い切れない更新速度です。
2015
またもやブログ更新の間が空いてしまいました……
別に、二次元に走っていたとかひたすら遊んでいたとかそういうわけではなく(一応そう言い切れるんですが、そこはかとなく歯切れが悪いのはなぜだ……)、ようやく働ける気温になったので、今のうちにひたすら働いておかねば! という感じです。いろいろ作り溜めしたり、試行錯誤したりしていました。
ようやく涼しくなってきたと思うと、もう冬の気配がしますしね……「フユノモリ」を名乗るからには冬に強そうなイメージ(?)ですが、冬は毎年冬眠しますので、冬眠前にせっせと蓄えておかねばならないのです。どうせなら日本中、冬は全員冬眠すればいいのにとひそかに思っている。
そんなぼやきはともかく、ブログ更新してませんが10月は下北沢の素今歩さんに二回納品に行きましたし、他も……いや、他は特に納品してませんでしたね。本当に働いているのだろうか自分。
とりあえず最近の制作物
きのこの家。
写真では陽光で透けてよく分からなくなってますが、かなり渋い黄色みが入った、暗めのシトリンのような色合いの水晶です。
久しぶりに作った星守うさぎもの。
以前、展示のために星守うさぎのモチーフでかなり多く作った結果、何やら思い入れが過剰になってしまい、かえって新作を作れずにいたのですが……これは、なかなか表情のある石灰岩が手に入ったので。
灯台の裏には、星守うさぎの弟子が先回りして星を見つけています(写真ではよく見えませんが、灯台の根元にも星がついている)
ちょっと出っ張った箇所があるので、弟子うさぎはそこに乗っているのですが、崖っぷち感があります。弟子はまだ子供なので、向こう見ずに危ない場所に行ってしまう(という妄想)
木陰に、師匠の耳が見えてます。じきに弟子に追いつくと思われる。
こちらは謎の物体。
いや、石の説明書きには「チャルコパイライト」って書いてあるんですが……最近、たまにチェーンの天然石屋さんとかでも売ってるのを見かけますね。パイライトといっても、私がよく使う「黄鉄鉱」ではなく「黄銅鉱」らしいんですが、それにしてもすごい色合いです。目がちかちかするような。
酸化によってこの激しい虹色になってるらしいのですが、どんな処理でこの発色を……と、ついつい疑いの目を向けてしまうのは、以前、パイライト関連ではぎょっとさせられた経験があるからです。球状に結晶したパイライトなるものが売られているのを発見し、「こ、これは珍しいけど、本物なの?!」と悩み、ネットで情報を漁り、散々考えた結果、かなりの分量を仕入れたことがあったんですが、一か月後にカビが発生し、衝撃を受けて放置しておいたら、一年後にはばらばらに崩壊していた……最終的には何か黒い灰のようなものが残りました。空気を抜いたジッパー付き袋に入れておいたんですけれど。……いったい何が起きたのか。そもそもあれは何でできたパイライトだったのか。
そんなこんなで、この石も匂いを嗅ぎ、水+石鹸でざぶざぶと洗い、さらにはちょっと端っこを割ってみるという暴挙の限りを尽くしてみましたが、今のところカビが生えたり謎の崩壊を始めたりする気配は見えません。ちょっと安心……いや、一か月後にはどうなってるのか分からないですけど(根強い不信感)
結構あちこちで売っているようですし、人工処理だとしてもそう簡単に剥げないかな、という期待はしています。安全であれば、これはこれで面白い色合いだと思います。あまり私は使わないタイプの色彩なので、ごくたまに冒険してみたいときにでも、ちょこっと作ってみたい。まあ、あと一ヵ月は放置しようと思っていますが。
その他、メキシコ産のとても綺麗なフローライトが手に入ったので、私はやる気満々です。ほんのり水色っぽい、青みのあるタイプです。いくつか作ったので、写真が撮れたらまたアップしに来ます。
あと、しなければならない告知がありましたね……! 冬のお楽しみです。舞台は金星灯百貨店さんです。何からお知らせしたらよいものやら迷うぐらい盛り沢山なので、これから少しずつ告知していけたら……
今やっているいろいろな作業も、そちらに向けて綺麗に結実できたらと思っています。励みます(ブログももうちょっと更新せねば)
…あっ、そういえば、今日のブログの題に特に意味はありません。ハロウィーンでしたね、ぐらいの(昨日、今日と一歩も外に出る気のない人間の発言)
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