日記とは言い切れない更新速度です。
2011
小さな建物が好きなんです。
いつからかというと、本当に子供のときからです。
たとえば、体育の時間、仮病で休んだとして(←おい)、ずっと校庭の花壇の端っこに座って見学しながら、その辺に生えている木の根っこの間の小さな洞穴、砂のあいだに混じる見慣れない木の実、きらきらした雲母のかけら、壊れたレンガの奥の暗闇、なんかをひたすら見て、見飽きないような子供でした。
自分がこのミクロの世界のなかで生きてたらどんなだろう、世界はどういう風に見えるんだろう? というわくわく感が、生まれつきあるんですね……
「のばらの村」の絵本シリーズを初めて手にしたときは嬉しかったですね。
その辺の枯れ木や石の間に、見えない小さな連中が生きて、走り回っているという感覚が、誰かと共有できたような気がして。
あまりに好きなので、開き直ってここ数週間、ひたすら趣味に走ってみました。
■水晶の上の大聖堂
建物+石。
もの凄く趣味な世界です(笑)
水晶に針金を通して、強力接着剤で止めた大聖堂のまわりにくぐらせて強化しています。
いちおう、鎖をつけてネックレスにしても、強度的には大丈夫だと思います……
■水晶の上の森の家
これも同じ趣向のもの。
これから針金をぐりぐり巻きつけるところです。
■パイライトの上のエッフェル塔
ちょっと趣向を変えてみました。
どこかのごつごつした星の上に立ってるイメージ。
星の王子様風……いやなんでもないです
正直、停電はまだ続いていますし、生活も落ち着いてきたとはいえまだまだ不安定で、下北沢にもう一ヶ月あまり納品に行けていなかったり。
ネットショップが再開したら、かなりお手ごろ価格で並べようかと思っています。
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