日記とは言い切れない更新速度です。
2009
2009
ドイツに画家修業に行っている友達から、「最近『ラ・クンパルシータ』が懐かしくてたまらない」というメールが来たので、「私も最近なぜかよく思い出してたよ~」と答えておきました。
「私のカフェ遍歴は、『カフェ・シーモアグラス』(原宿)に始まって『ラ・クンパルシータ』で終わったんだと思う」と言ったら、「分かる!」と言われました。
ようするに、何が言いたいのかというと、穴倉というか、秘密の場所っぽいところなんですよ。二つとも。
ナルニア国シリーズの「ライオンと魔女」で、ビーバーさん一家の家が出てくるじゃないですか。素敵な穴倉、みたいな。ああいうイメージです。
でも、『ラ・クンパルシータ』は本当に凄かった。
穴倉どころじゃなかった。
友達の間では、「魔窟カフェ」と呼んでましたが、本当にそんな感じでした。
今となっては伝説です。
確か二年前ぐらい……? に閉まってしまって、一年前ぐらいには跡地に別の店が建ってしまったので、もうこの世に存在しないんです。
今となっては、あんな場所がこの世に存在したなんて信じられない。
写真も残ってないんですよ。手元に。
残念すぎる。
とにかく懐かしいので、ちょっと語ってみたいと思います。
存在が強烈すぎて、幻すぎて、記憶がいろいろ間違ってるような気もするんですが、まあ伝説のカフェだったんだ、ということで……(笑)