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日記とは言い切れない更新速度です。

2024

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2013

0213
 寒さと体調悪化と女子日が重なって、しばらく停滞していました;
 めずらしくアクセサリー制作まで休んでいたのですが、そのあいだにhoichiさんがうぃびぃとハイエナの絵を描いてくださったり(めっちゃ可愛いのです!!)、各方面から売り上げメールをいただいたり、思いがけないプレゼントが送られてきたりして、寝て待ってると本当に果報が来るんだなと実感しました(笑)
 しばらく仕事せずに休んでしまったので、ぼちぼち助走しなければと思っていますが……


 それで、表題の話なんですが。
 先月の終わり、地元川越の市立博物館でやっていた「手漉き和紙工房 鶉堂」さんの展示を見に行ったところ、和紙を作られているご本人がいらしたので、いろいろお話を伺ってきました。

 和紙っていいですよね!
 眺めるだけでなく、手に触れて触り心地を確かめたくなる、存在感というか心地よさというか。

 こんな感じの紙が山積みにされていました。

 

 やっぱり、丹念に「屑取り」というのをやって、木の樹皮や繊維を取り除いて、白に近づけたほうが高級なんだそうです。
 それだと、別に機械で作った紙でもいいんじゃないのか……と私は思ってしまうのですが;
 私はこのぐらい、いろいろ混じっている紙のほうが好きです。

 あと、こういうのがいろいろあったんですが、





 これも紙の表面なんです……
 こういうふうに眺めると、思わずどこかの古代遺跡か惑星の表面か、とか、無駄な妄想が膨らみます。私だけか。

 糸や布やら針金やらを張り巡らせた上に、和紙の原料(楮など)を置いて乾かして、独自の表現を作ってらしたのですが、



 すごいなと思ったのは、和紙を漉くための木枠が高いので、使わずに済む方法がないかと、いろいろ工夫してみたらこうなった、と話してらっしゃったところです。
 
 金がないから工夫する……必要に迫られたから工夫する、というのに、なぜかもの凄く親近感を覚えます(笑)

 あと、これは鶉堂さんの紙ではなく、別のところで作られている紙だそうですが、



 紙に、雲母を散りばめている……!

 紙素材と、鉱物という初めて見る奇跡のドッキング。
 これは、いい……!
 よく光る雲母で、虹色とまではいきませんが、角度によってきらきら光って綺麗でした。
 まるで浅い川底に散らばった鉱物のようだ(鉄分が多くて茶色い土が露呈した川床ですね)


 そんな感じで根掘り葉掘り話を伺って、その場では販売していないとのことだったので買わずに帰ってきたんですが、数日後、工房から数種類の和紙がどーんと届きました。

 ……!!

 思いがけなさすぎてびっくりしました。
 改めて触りまくっていますが、やっぱり触り心地がとても良いです……!
 紙そのものの質感がいいので、何か上に描くのももったいないし、額縁に入れてしまっても触れないのでもったいない。
 ふすまや障子紙に使うのが一番いいと思うのですが、我が家には和室がない……
 どうやって使ったらいいのか、悩みながらしばらくにやにやと眺めていようと思います。

 
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