日記とは言い切れない更新速度です。
2014
暑くなって参りました……
私はとにかく、暑さには弱いのですが、暑いの全然平気! むしろ元気いっぱい!という知人がいまして、あまりに元気なので、「どうしたら、暑いときもそんなに元気で過ごせるの?」と、駄目もとで訊いてみたところ(そもそも、きっと身体の作り……むしろ人間の種が違うんだろうと思っていた)、
「汗かいてもかかなくても、健康でも不健康でも、そんなこと気にせずに、自分が好きなように楽しく過ごせばいつだって元気になれるよ~」
と言われ、うわあ目から鱗……人生の基本を改めて教えられちゃった気がするぜ……
と思ったのですが、よく考えてみたら、私は部屋の隅っこでひたすらピンセット作業したり、本読んだり、ネットしたり、ゲームしたり、というのが人生の楽しみなので、何か教わったようで何も教わってなかったような気がします。
そんな感じで、今日も不健康な日記(?)です。
とりあえず、7月は8月のイベント準備の月と位置づけているのですが、できれば、下北沢や西荻窪への納品もしたいところ……と思っていますが万事ままならない人生であります。というか、ぶっちゃけ、コミティア準備に全力疾走しすぎて、他に一切手が回ってません。
だって、何一つ、配布物が出来上がってないんですよ……!
そんな状況ですが、サークルカットは作りました。これもいろいろ、ひどいんですよ……
正直、配布物がない時点で、出展時のイメージを作り上げるのは(私には)きつい作業であります;
なんていうんですか、木の穴(この場合は根っこの穴ですが)があれば自分らしい? 的な間違った発想。
もうちょっと、女の子ぐらい描けばよかったんじゃないか……と思ったのは、つい数日前の話です。手遅れにも程がある。
木の穴型住居定期報告、本当にあるんですかね(誰に聞いているんだろう)
一応、ひたすら撮り貯めた木の穴写真をまとめるつもりではいます。まとめるだけだし何とかなるだろう……無料配布の予定です。
鉱物本……これも全く取り掛かってないですね。なんでこれを書いてしまったんだ自分。
漫画は二枚までしか描いてないです。まあ、これも無料配布の予定ですしね……うん
そこまでいろいろほっぽり出して、何をひたすら書いているのかというと、文章です。改めてサークルカットを見直してみたら、そこには書いてないという……ようするに、なくてもいいものをひたすら書いている状況です。
鉱物とか木の穴とか、一切関係ないブツなんですよ。ただ、ちょっと書きたい理由がありまして……とか言っていると、ひたすら長くなりそうなので、この辺でちょっと文を畳みます。時間があって付き合ってやってもいいよ!というお方は続きをどうぞです。
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子供の頃の話なんですが、私は昔から、書くよりも読むほうが好き、という人間で、ご飯食べる時間以外はひたすら本に鼻を突っ込んでいたいタイプだったんです。
そんな私でも、唯一書いたのが「交換ノート」でして、漫画でも文章でもなんでもいい、とにかく一ページ書いては次の人に回し、また自分の番が巡ってくるまでじっと待つ、という遊びです。
キャラや設定をあらかじめ決めることもあれば、全く決めずにそれぞれ勝手な話を展開させることもあり、前の人の内容に続けて膨らませても可、とにかく無法地帯でのんびり好きに書いておりました。一番繁盛してた頃は、一度に五冊ぐらい回してたような気もします。小学生から、中学前半ぐらいのあいだの話です。
とにかく、小学校の上級ぐらいになってくると、色気づいた子から抜けて行ってしまうんですね、身も蓋もない言い方をすると。
結局、一冊も最後まで終わらなかったです。終わらそうという気もなかったんですが……単に、書くのが楽しかっただけで。
それから○○年の歳月が流れまして、ネットの興隆来たーーッ!
かつての「交換ノート」をやるには、格好の遊び場が誕生した!!
というわけで、ネットを通じて、三回ぐらい共同創作に興じてみたんですが、もう、こちらも大人ですからね。ばしばし初期設定を固めますよ! 終わりも用意しますよ! お互いにキャラを出し合ったりして……きゃー楽しい!(本当に大人なのか)
そんな感じだったんですが、二回は諸事情で自然消滅しまして、これは昔と同じパターンなので、懲りるほどではなかったです。問題は三回目……つい半年前ぐらいのことなんですけれど、なるほど、大人になると、こういうリスクもあるのか、という……
そのときの相方さんが出して下さった結末の素案が、個人的にはR60程度の指定を掛けたいぐらいの内容でして。大丈夫な方には全然大丈夫だと思うんですが、私的には地雷ヶ原のど真ん中……その文章を目にした途端、布団に包まって、いくら毛布を重ねても体が全然あったまらないぐらいの悪寒でぶるぶるしていました。寒かった……
これはお互い、作品の方向性が違うねということで、向こうから解消を申し出て下さって、まるで円満離婚のような結末で共同創作を終了したんですが(あれ、語れば語るほど黒歴史……)、私は結局、そんな形で悲惨な結末を迎えたキャラたちが悲しすぎてですね。このまま、トラウマとして残ってしまうのも嫌ですし。
なので、自分が提出したキャラの中から一人、救い出して、その救済ルートを書き始めたわけです。世界観は全部変更、周囲のキャラクターも全部変更、そのキャラだけ残して。一応、元相方にも許可は取っています(書き始めてから随分後でしたが)
それが今書いている話です。そもそもの起点がそんななので、駄作フラグが立ちまくりです。主人公のハッピーエンドだけを目的にして、障害があれば念入りに取り除くとか、作品作りとしては鉄則の真逆に行っているとしか言いようがない。
最近の傾向として、女の子が主人公なら、女同士の友情か、人生での達成感みたいなもの、男が主人公なら、ラブラブハッピーエンドがいいんじゃないかと思っているんです。そういう時代なんではなかろうかと。
で、今回、救済されるべきが男主人公だったので、何の迷いもなく、彼にとって理想のタイプをヒロインに用意したわけです。しかも主人公にべた惚れ。死亡フラグは全部除いてある。これは二章も書けばくっついて終わりだな。楽勝!
……と思いつつ、現在、単純な字数計算で八万字に突入しつつあるわけですが、しかも、私、もうこの三倍は書いたよ……あれ? あれ?; なんでまだ終わってないのだ……
責任転嫁しますとですね、途中で、「ただ書いているのもつまらないし、小説SNSか何かに載せようかな~」などと考えたのが過ちだったんです。
小説SNSといえば、一番の大手はやっぱり「なろう」(略称)ですね。じゃあ「なろう」に載せよう、ということで、掲載の手順を踏んでいったんですが……
……?!!!!
もう一回見てみます。
全体の90%?!
定量かつ断定。他のジャンルが意外とルーズな分け方なのに対して、「ジャンル:恋愛」に関しては、確固たる定量化が要求されるとは……
90%いってるかどうか、どこで判断したらいいんだ……登場人物十人のうち九人が恋愛中だとか? 全台詞のうち、9割が恋愛に関した台詞だとか? それとも、全ページ中9割が恋愛……いや、そもそも、恋愛ってなんなんだ……(恋愛ものを書こうとしていた人間がこの発言)
まるで、私以外の誰もが正解を知っているかのようなジャンル分けではないですか……だが、ここで焦ってはいけない。冷静に……冷静に、「恋愛」から逸れないように文章を書き直すんだ……本当の恋愛が分からないなら、とにかく恋愛っぽくすべし。誰かに「これは8割しか恋愛してないですね?」とツッコまれたとしても、「そうですか? 9割行ってると思ってました☆」と返せるようにするんだ……
……などと、訳の分からない動揺を誘われたおかげで、当社比で60%ぐらいは恋愛比率が上がったかと思います。こうやって、60%とか、いい加減な数字を持ち出している時点で底の浅さが割れているわけですが。
でも、頑張った……! 恋愛に関係なさそうな挿話は徹底的にそぎ落とし、サブキャラの出番を奪いつくし、恋愛っぽい台詞をひたすら練って入れてみた! ……本当にこれでいいのか自分。
なお、ここまでして、「なろう」の恋愛に対する価値観に合わせようと努力したわけですが、「なろう」に載せたのは途中までで、今は続きを載せていません。だって……書き直しや修正(全て恋愛濃度を上げるためのもの)の回数が多すぎて、載せづらく……;(本末転倒)
よく分からない状況ですが、さすがに、ひたすら書いたおかげで終わりが見えてきたので、あと三章ぐらい書いたら印字して、綴じて、コミティアで少部数無料配布する予定です。5部ぐらい刷れば十分ですかね……
……長々と語りましたが、本当に、何をやっているんだろう自分…… でも、好きなことをやっていることだけは確かだと思います……はい。
コミティア(8月31日)にいらっしゃるご予定のある方で、見て下さる気のある優しい方は、手にとって、「9割ですね」「いや、あと1.5%ぐらいは足りないかと……」とか、判定を下してくださると嬉しいです。ありがたいです。
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