日記とは言い切れない更新速度です。
2014
「前編」と銘打ってるのは、今日一日寝ていて(計算する気にもなれないが推定10時間以上)、まだ山積みした購入本も読めていないし頭はぼーっとしてるし余韻に浸り過ぎていてまともな感想文が書けそうもないからです。
また、堂々後編でお会いしましょう……!(すでに幕引きっぽい)
何はともあれ、昨日のコミティア110、心底楽しみました有難うございました~!!
前日にまたもや眠れず徹夜で過ごした割には、そんなこともまったく苦にならないぐらい楽しいコミティアでした(目の下の隈とはなはだしい肌荒れはまったくの苦でしたが)※ちなみに眠れなかった理由は、遠足前の小学生のごとき心境だったせいであって修羅場とは全然関係ない
個人的事件はこんな感じ
・12年ぶり(!)に東京来襲した友と会場巡り
・今回は会えないと思っていたお友達来襲(チロル箱ありがとう……! さすがすぎる笑)
・取り置き予約して下さったお嬢さんありがとう! クッキー美味しいですありがとう……!
・左隣のサークルの方と意気投合しすぎてめっちゃ楽しかった
・憧れのサークルさんと話せたよ!(それも複数)
・閉場間際にお友達来襲(またサイゼ行きましょう!w 楽しかったですありがとう!!)
※各所、ゴジラ来襲みたいな書き方ですみません
自スペースを見て下さったお嬢さんのスカートの柄が私のツボどんぴしゃりすぎて、柄を撮影させて頂いたのはテンションのなせる業……と言いたいところですが私的には大収穫かつ大満足です。頂いた情報と写真を手がかりに、ネット検索で実物を探し出してさらに満足です。ウエスト部分も凝ってて可愛いんだな……! そちらも見せてもらえばよかった(まるっきり懲りていない) その節は本当に有難うございました嬉しかったです(笑)
なお、今回も長いこと自スペースを留守にしていたんですが、友人に「せっかくのスペースを留守にするなんて……! こういうのは自スペースで、もうちょっとコミュニケーションを楽しむべきものだよ!」と諭され、お腹もすいたし戻るか……と戻った途端に、立て続けに楽しい事件が…… あれ、自スペースが予想以上にすごく楽しすぎるよ?; でも今よりさらに外回りができなくなってしまうジレンマ。難しい……! 私が二人いれば解決なのに……!(本気)
そして、午後は、早めの新幹線に乗るために出発する友をお見送りするためにまたもや自スペースをがら空きにしてました。時間が足りない……!(かなり幸せな悩み)
時間が足りないばかりではなく、サークル数そのものが多すぎて、半分以上も回れなかった気がします。せっかくの畳イベントも、満喫できたとは言い難い……頭がおかしい変わったコーナー目白押しでめっちゃ面白そうだったのになあ。私は頭のおかしい発想がだいすきです
私が変わったものを見つけるたびに喜んでいたら、12年ぶりの友が「なんでそんなものばかり見つけるのwww」とつっこんできたんですが、基本的におかしなものしかなかったし、私は12年前からこうだったと思うんだけど知らなかったのかね君は
「全人類少年化計画」(依頼者をその場で少年化してスケッチしてくれるという企画だったらしい)とかめっちゃ気になりましたがああいうの一度怖いもの見たさでやってみたいですね。☆を釣って綺麗な飴を貰うコーナーとか、なんかいいなあ可愛いなあと思ったんですがむしろ個人的には少年化のほうがやらねばいけない気がする。
せっかくの生演奏開幕&フィナーレも、会場が広すぎてどこで演奏してるのかさっぱり分かりませんでしたし、大御所先生一同も、遠目にちらりと見たきりです。松本零士先生の実物を見られたのはやっぱり感動しましたね……! 私は普段あまり漫画自体読んでないので語れる教養が足りないのですが。あと、シュライヒのコーナーでアンケートに答えたらでかい象さん貰いました。無料で(驚愕)
チェックをつけておいたサークルさんには来襲できましたが、新しく開拓する時間はあんまりなかったです。残念。
でもお買い物自体はかなり充実しました! ブログに載せられそうなものは後編で写真アップできたらと思ってます。また後日。
ついでのように、当日の自スペース写真です↓ (画像が暗くてすみません)
次回出展の内容をすでに捕らぬ狸方式に考えつつ以下次号!
PR
2014
イベント一日前のお知らせです……
明日23日、フユノモリ社の影の人格、夜ノ森舎と名乗る約一名が、コミティア110にて本のようなものやカードのようなものを配布している予定です。スペースはぬ63bです。
前回とうってかわって、いい加減すぎる告知なんですが、今日まで、念願かなって(?)、修羅場(原稿的な意味で)を楽しんでおりました。
お約束通り、PCの不調に悩まされ(すべてはWin8.1の…略)、プリンターの紙詰まりで2時間を費やし、テンションの高いメールを金星灯百貨店さんに送りつけ(なんで金星灯さんなのかというと、金星灯さんが好きだからですよ!←なぜキレているのか)、お返しにごく自然に面白いメールを貰い、そんな感じで修羅場な一日が更けていきました……
といっても、大したものは用意していないです。いつものことですが。
持参物は三点(フユノモリ社小品集2、木の穴型住居定期報告第二弾、漫画一種)です。今回も無料配布になります。
漫画は、ようやく本編の内容です(前回は突然「番外編」から配布するという無茶ぶりだった)。
少しだけ解説しておきますと、私、この漫画、確か三年前……いやもっと前からか?(記憶があやふや)細々と描き続けているんですけれど、何度となく描き直しを加えているせいで全然進んでいないんです。特にどこかに発表しなきゃ!という意欲があるわけでもなく、完全に自己満足で描いているせいだと思いますが……
で、多分、今回で四回目ぐらいの描き直しだと思う(あやふや)んですが、とにかく今回もほとんど一から描き直ししています。内容も大分変更されました…… これからもまた修正される可能性大ですが、そのたびに無料配布される予定ですのでお目汚しさせてしまった方々はご容赦ください^^;
自己満足と自分で言っているだけにクオリティはお察しを、という感じなんですが、今回も、修羅場っていたために、母に製本の手伝いを頼みまして。頼んだからには、内容を見せなければ……という感じで見せたんですが、まるで自宅に出張編集部が来ているかのようでしたね!(※出張編集部:コミティアで毎回催されている、あちこちの出版社から編集者が実際にやってきて原稿を見てくれるというコーナー)
無言で真剣に読まれてしまい……もっとギャグにしておけばよかった! 沈黙がきつい……この沈黙を破る笑い来い……!と心底念じてしまいました。
結果、「まあまあ面白かった」という寛容な評価をいただきました。くっ……ありがとう!(笑)
そんな感じですが、偶然ビッグサイトを通りかかったよ! という方はどうぞよろしくです(笑)
2014
結局、風邪引いてました……
ちょっとふらふらしています。相変わらずいろいろ滞っています。とりあえず、福岡に向けて一回だけ品物を送りました(15点納品)。進行したものはそれぐらい。
で、相変わらず、作ったものを羅列するだけの記事です↓↓↓
歪曲した形が面白い瑪瑙。
これは随分前に作った分なんですが、梯子をつけ、もともといたリスに加えて、さらに生き物(一人と二匹)を追加してみました。
写真だとハイエナがもの凄く見つけづらい。
この瑪瑙は、後ろにしっぽつきです。↓
石の中に双子のような結晶。
2014
ちょっと間が空いてしまいました……
(納品について言えば、ちょっと空いたなんてものじゃないです)
風邪引いたりしていたわけではないです(母がちょっと風邪ぎみですが)
ただ、PCはダウンしてました。噂の強制アップグレードを食らったせいです(Windows8→8.1にアップグレードしたくなくても、ある日突然強制アップグレードさせられるという恐怖の現象。なお、アップグレードする時間を指定しても、お構いなしに適当な時間に執行されます。データ消失するかと思った……)
アップグレードの後、いろいろ初期化されて呻きつつも特に問題はない……と思っていたら、一日経って、PCが起動しなくなりました。
いちおう直ったんですけど……次に何が起こるか恐ろしすぎる……
物作りは黙々と続けてます。三十個ぐらいは出来上がってきたかな……? 自分で言うのもなんですが(自分だからこそ言うんですが)かなりいいものが出来てきました。ただいっこうに納品準備が進んでいない。今日も黙々と梯子を掛けている……
今月のコミティアですが、前回と打って変わって全然準備が進んでません。数日前からようやく、これ以上先延ばしにできないし始めるか……と始めた途端に強制アップグレードの災難が。作成途中の原稿とか容赦なく吹っ飛ばされますからね。もう背筋がぞくぞくしてたまらないです(喜んでいるわけではない)
そして、読書の秋は相変わらず進行中です。
一週間で20冊ぐらい読みましたが、「はずれ……?」が9割ぐらい占めているもよう。確実にはずれとも言えない、だが当たりではない……みたいな微妙な感じです。これはもはや本の質とかいう問題ではなく、個人的嗜好が満たされていないせいだと推測。あと20冊ぐらいはずれ本に遭遇したら、ゲージ(?)がMAXになって、「仕方ない、自分しか満足しない(自分にだけ大当たり)な話でも書くか!」となって、またもやコミティアで無料配布でもしてる羽目に陥るかもしれません。どっちにしても次回のコミティアには間に合いませんが(次回の配布物は、漫画と写真のみです)
世の中的には、今日はデザフェスですね!(昨日もだ!)
私の人生の予定表としては、秋になったら元気いっぱい毎日あちこちに出歩いて、納品して、イベントも満喫しているはずだったんですが、なんだか分かりませんが今年は引きこもりな秋のようです。デザフェスに出展された方(金星灯百貨店さんとか!)の感想を読んで満足する気満々ですw
2014
行ってきました。
昨日、東大で行われていた講演会です。
■世界結晶年(IYCr2014)記念講演会
「結晶の美しい世界と、私たちの未来」
そもそもですね、今年が世界結晶年に指定されていたということを露知らず……(世界結晶年ってなんだ? 世界が結晶化する年か? とか思うほど手遅れ)
「世界結晶年を締めくくる総括ともいえる講演会」だったそうですが、つまり、知ったときにはすでに締めくくりに入っていたという……いろいろ手遅れ感でしたが、講演自体はすごく面白かったです。
ただし、寒かった!!
見たところ、聴講者の9割は男性だったので、皆さんそれほど寒がっている様子はなかったんですが、床の冷たさが靴裏から登って来て、だんだん身体の下から壊死していくような寒さでした。ひざ掛けも持ってきていたんですがとても足りず。あまりの寒さにお腹と頭が痛くなってきたので、第二部を聞き終わった時点で会場脱出してしまいました。つまり半分も聞けなかった……もの凄く無念です。
講演を聞き終わってから、あちこちに納品に行こうと思っていて、納品物を持って歩いていたんですが、家に帰り着くのがやっとの状態でした。帰ってすぐに布団に倒れ込んだので、まだ風邪はひいていない……と思う。たぶん。ちょっと鼻で息できてないですがたぶん。
あと、苦情を言うとしたら、司会(三人もいた)が非常に邪魔でした。司会が話す時間はプログラムには含まれていないんですが、彼女たちがしゃべりまくったお蔭で時間が削られ、講演者たちが「時間がないので内容をはしょります」という……本末転倒すぎる。来賓挨拶とか、司会の自分語りとかより、講演の内容のほうがずっと大事だろうと言いたい。進行役という本来の役目を忘れないで頂きたい。
そんなこんなでしたが、とりあえず、
・ラウエ斑点萌え
・寺田寅彦が偉大すぎる
・中谷宇吉郎素敵すぎる
・結晶構造を見れば(電子顕微鏡とかX線とかで)なんでも分かるよ!
・世界は(ほぼ)結晶でできている
・皆で結晶構造をどんどん解き明かそうではないか
という感じでしょうか。ちょっとおぼろな感じの頭で思い返すに。
ラウエ斑点写真集があったら欲しいです。誰か作ってくれませんかね。しかし、そのためにどれだけの量のX線を浴びなければならないかを推測すると、作って下さいとも迂闊に言えないこの心境。
そして、我が家では、俄かに祖父の思い出語りが盛り上がっております。私の母方の祖父は、寺田寅彦の門下生の一人(専攻は地球物理学)です。中谷宇吉郎よりは十歳以上年下なので、それほど直接に教えを受けてはいないと思うのですが(あやふや)
しかし、寺田寅彦や中谷宇吉郎の名前や思い出語りを拝聴するに、祖父のことがしきりに思い出されるという謎の懐古的講演会。
中谷宇吉郎の娘さんが三人講演なさっていて(実際に檀上に立ったのは二人だけですが……三人目のお話も聞きたかった、司会さえ時間配分をちゃんとしてくれていれば……)、これが身に沁みて面白かったです。
中谷宇吉郎氏は雪の結晶の研究で世界的に知られていますが、長女は岩石学の専門家となり、次女は霧の彫刻家、三女はピアニスト。全員、自然と芸術という分野を引き継いでいるわけで、自分の身に換えて考えるに、祖父から私が引き継いだものを改めて考えさせられました。
長女の中谷オルセン咲子さんは、岩石(鉱物)の専門家なので、思いっきり私の興味分野ですが、残念ながら、昨日は自分の研究の話より、中谷宇吉郎氏の話をメインにされていて、あまりそっちの話は聞けませんでした。ずっと海外で活躍されているので、著作もおそらく全部英文と思われますが、機会があったら読んでみたいです。
次女の中谷芙二子さんの話は、とにかく面白かった! 「学閥や権威が嫌いな中谷氏の反骨精神を引き継いだ」「彫刻が固形物という概念をひっくり返したい」「人間の手が加わったものではなく、風や大気によって作り出され、自然の力で変化するものの美しさ」(だから素材が「霧」)という前置き(私的解釈)のもと、作品の数々をスライドで解説されていましたが、どれもこれもすごく面白くてですね……詳しい話をもっと聞きたかった。私も権威嫌いで、自然が作りだしたものの完成度の高さに比べ、人間の手が加わったもののなんと稚拙で醜悪な……と思っているんですが、なんかこう……そういう血の引き継がれ方なんでしょうかね。
あちらは大物揃いで、私はひよひよもいいところですが、寄って立つ土台(血)や、その継承の仕方に勝手に共感しまくったわけで。私もあと四十年ぐらい経てば、あの人たちの濃さの一端ぐらい出てくるかなと……そこに行き着くまでの方針は何一つ立ってませんが。
母を連れて行ったんですが、研究分野的には、私より母のほうがずっと楽しんだ様子です。私は文系ですが、母はばりばり祖父の血を継いで物理学をやっていたので。というか、我が家は、父も兄も物理学の専門家なので、私だけが異端児です(親戚にも物理学の専門家が多くて、基本理系一族)。……と思っていたんですが、今日の講演を聞くに、どうやらそれほど異端というわけでもなかったんだな! いちおう、私にも祖父から引き継がれたものがあるんだな、と胸熱。だったからこそ、会場の寒さを呪いたい。全力で。
眼力が鋭すぎて、周囲を委縮させる傾向があったという祖父が、幼い頃の私を気に入っていて(猫可愛がりするような人ではなかったので、普通のおじいちゃんと孫のような交流はなかったんですが、私も祖父をとても「気に入って」いました。お互い気に入っていた)、「この子は将来、大物になる」「日本ではなく海外で活躍するだろう」と言っていたそうで、何一つ期待に応えられてないな……というのが、私がずっと抱いてきた悲しみの一つだったのですが、まあ、人生まだ五十年? 六十年ぐらいありますし頑張ろう、と思いました。何この自分語り(つっこみ)
X線とかあまり浴びたくないので(親戚に大量に浴びてる研究者がいるからこそのこの忌避感)、結晶学に身投げ!ということは絶対にしないと思いますが、これからも機会があればちょくちょく首を突っ込んでみたいと思っています。