日記とは言い切れない更新速度です。
2015
作成物写真の続き。
腱鞘炎が悪化する前に作っていたものを、少しずつ完成させているところです。
↑↑途中からざっくり削ぎ落されたような、妙な形の紫水晶があったんですけれど、「水晶喰い」が食ったせいだ! ということで、謎の生き物のせいにしました。
ただ、本当にこの生き物が食っているんだとすると、自分の足元を掘り崩しているわけで、やや危険な状況になってますね。知らず知らずのうちに自分の足場を食いつぶすような行動への、風刺的な意味合い(を持たせるつもりは別になかったんですが)かもしれない。
それにしても、新しいカメラをしばらく触ってなかったせいで、どうにも写真の撮り方が定まらず……難しいです;
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2015
ここ数週間の制作物。
少しずつですが、物が作れる喜びに浸っています。
本当はこの三倍ぐらいあるんですけれど、写真がなかなかうまく撮れず……写真写りのいい水晶をメインに。
光を透かすと、水晶はやはり抜群に写真写りがよくて、少々戸惑うぐらいです。
オブジェ作りは、手にかかる負担が比較的少ないのでありがたいです。かなりいろんな鉱物を使って(カルサイト、黄鉄鉱、オーケン石、孔雀石、水晶晶洞、紫水晶、燐灰石、琥珀……)いろいろ作ってみたので、これからあちこちに納品していけたらと。
本当に少しずつですが、アクセサリー制作も再開しています。
木……一番手に負担がかからない
ハイエナ……塗りが大変なので少しハードルが上がる
赤ずきん……とても手に負担がかかる
バク車……絶望的
そんな感じですが、バク車も作ってしまいました。
たぶん、一カ月に一個ぐらいしか作れない……
絶えず自分の手と相談しつつ、という感じですが、ようやく回復してきたという気がして嬉しいです。もう二度と壊さないよう、用心しながら作っていきたいところです。
2015
とりあえず、作業も一段落して(まだやることはいろいろ残っていますが)、
ねむい!!
……のですが、春眠を決め込んでいるわけにもいかない事情があったので(主に、箱がすかすか状態とかそういう事情)、急ぎ下北沢(素今歩さん)に納品に行ってきました。
ちなみに、上の写真は、私が品物を撮影中に妨害にやってきた我が家の猫様のベストショットです。妨害に来て大あくびとはさすが…… そしてこの瞬間がさっと撮れただけでも、新しいカメラを買った甲斐があったというもの。
そして、今回の納品物ですが、イベント用と並行して作っていたので、幾つか同じシリーズが入っています。
■シトリン
■フローライト
■土星
以前、「土星を使うときは、もはや定型みたいなものが脳内に出来上がっている」と書いたんですが、書いてから、むらむらと定型を打ち壊したい暗黒の破壊衝動(厨二的表現)が湧き上がってきてしまい、新しいものを作ってみることにしました。
アメジストの上に落っこちた土星を観察しにやってくるのは星守うさぎ。試行錯誤しながら作ってみましたが、成功したかどうかはちょっと疑問……です。
■トラクター
ごついトラクターと、ふわっとした生物たちの落差が個人的に萌えなのですが、万人受けしているとは言い難い気がすごく、します……
前方で語り合っているのはリスと庭師うさぎ。トラクターに木が生えているのは、庭師うさぎの仕業(という妄想)
■ブルーカルセドニー
磨かれてしまっているのが残念ですが、陸地と水辺がはっきり分かれているように見えるところがこの石のいいところ。
■瑪瑙
晶洞の中が面白いものを少し。
■お茶会
お茶会も追加しておきました。細かいので切るのが大変ですがまだまだ好きなモチーフです。
■花とブラキオサウルス
定型が出来上がるとそれをぶち壊したくなるわけですが(※飽きるから)、これは相変わらずこのシリーズのまま作り続けています。毎回作っていても、出来不出来はあるのですが、これは上々の出来だと思う。
草食恐竜しか登場させないというポリシー(?)のもとで作っているので、人がいようと獣がいようと(食物連鎖的な意味では)問題ないわけですが、世界観があまりに違いすぎるので、一度も他の登場人物と一緒にしたことがありません。難しい。
■お気に入り水晶
今回の納品物の中で、一番のお気に入り。個人的には貴重品。
形が変則的な水晶なので、配置を考えるのがとても楽しかったです。上から見るとこんな感じになってます↓
他にもちょこちょこと、20点以上納品してきました。
これだけ納品しても、イベントに持って行く数がほとんど減らなかったんですが……不眠不休で作り続けた結果、計算能力が麻痺したというか、気付いたら作成物が100点を余裕で超えていたという……しかも、胡桃や標本缶などは完成に至らなかったので、今から作って追加する予定です。毎回、コミックシティでは後半になると持参物が足りなくなり、寂しくなったスペースを眺めつつ撤退の時期を見計らう作業が始まるのですが、今回はその心配はなさそうです;
ただ、並べられずに仕舞ってあるモノの数も相当なものになりそうなので……当日、何かお目当てのブツがあるときには、お声掛け下さるとありがたいです。机の下からごそごそ探してきます。
2015
イベント日時から逆算すると、今日は荷物を詰めて送らなくては……というわけで、睡眠を削りまくっての作業から、そろそろ解放されてもよい頃であります。
本当に眠くて……こんな眠い頭でブログとか書いてていいのか、と薄々思わないでもないのですがとりあえず書く。で、荷物を詰める。寝る……あ、布団までが遠い……
しかも、本日は曇り空(午後は雨の予報)。荷物を送る前に、何点か撮影しておきたかったんですけど……
一応、撮影用ライトとか持ってはいるんですけど、活用度ゼロです。まあ、暗がり撮影でも雰囲気が出てればいいかな……いいですよね……(語尾がフェイドアウト)
なお、「変わった石編」と銘打ってはいますが、別に鉱物としてレアな石は使っていません。ただ、私がこういう使い方をするのは珍しい、というだけで……
■電気石つき石英
今度は外国産。ブラジル産(だったと思う……)
これはどこに電気石が入っているか、とっても分かりやすいです。
■青色カルサイト
これも強度的にあまり自信がない上、磨かれてちょっとぬめっとした表面の照りが出ているせいで、使いづらくて……
でも、形的には面白いので使ってみました。小さくて軽いのもいいところ。
今のところ一点のみです。
■燐灰石
アパタイト好きなんです。けど……案外難しいんですよね。
これも一点のみ。
■淡いアメジスト
バク車と合せたのは初? のような気がしたので。
アメジストは色が濃いほうが高価(ウルグアイ産とか)だと思っていたんですけれど、人気のあるベラクルスアメジストになるとまた価格が跳ね上がりますよね(ベラクルスアメジストは色が淡い)
そしてここ最近、淡い色のアメジストが妙に気になります。春っぽいからかな。
もちろん、写真のアメジストは高価なベラクルス産とは全然関係ないんですけど……今回、手持ちのアメジストから、淡い色のものを選り出してきて、幾つか使ってみました。春満喫(なんとなく)。ちょっと嬉しい。
■アイオライト(菫青石)
どうしても直立してくれなかったので、指で立たせてしまいましたすみません……
鉱物用粘土を探してくればよかったんですけど、眠かったので……(それで全ての説明になると思っているもよう)
これも多分、初のような気がする。ごつごつした原石感が好き。変わった形なので、活かせないか随分悩みましたが難しかったです。
■シトリン
黄色系は多少、苦手意識があって……金古美系のパーツも滅多に使わないんですが、むらむらと作ってみたくなったので。予想以上に可愛くて気に入ってしまい、手持ちのシトリンを全部放出しました。
どれも小さめ。黄色みを帯びた石に、青い泉を配置したらすごく似合ったんですけど、あいにく写真には写っていません……;
■はしごによる分断
これは別に珍しくないです。珍しくない……思わず私がど真ん中に梯子を設置してしまった以外は……
写真では紫水晶内部の内包物がよく際立って、すごくいい石みたいに見えますけど、実物はややぼやけた感じの平面的なアメジストです。撮ってみると面白い、というタイプですたぶん。でもこの梯子をくっつけたときはすごく楽しかった。
■サボテン水晶
最後に大物をもってきました。
実際に割とでかい。脳内がだいぶ沸騰してないと作れない物体です。なにしろ、原価だけで四桁行ってしまう。
それほど色が濃くなく、淡くてぼやけた感じなので、サボテン水晶としてはそんなに高価ではないんですが(だからこそこんな羽目に)、今、別にサボテン水晶が安いとは言えない時期だというのに……(限られた範囲内の見聞だと)
まだ修正の余地があるので、荷物に詰めるかどうか迷っている段階です。そして、暗がりで撮ったら異常に雰囲気が出てしまったので、もう一回、明るい光の下で撮ってみたいところ。
というわけで、サボテン水晶の運命だけはまだよく分からないところですが、他は全てイベント持参物です。まっとうなものがあまり並んでませんが、他にも変なものが数十個あります(フォローになっていない)
2015
相変わらず作ってます。
あまり大物の写真は撮れてないですが(瑪瑙なんかは、撮影にえらく気合いがいるので)、できあがってきたものをちょこちょこと。
お約束(?)のお茶会シリーズ。
ちび版も作りました。
大事な部分がピンボケ。
案外、このぐらいの大きさで、まるで砂糖のようなつぶつぶ感(方解石の粒です)がある石が見つかりづらくて、あまり作れないバージョンです。そして何より、頑張って作っても小さすぎてスルーされる確率大アップ。ますます作れない。
お茶会に異変バージョン。
拡大図。
赤ずきんは語る「ある日、私がいつものようにやってくると、そこには可愛いんだか可愛くないんだか分からない、つぶらな目がどことなく不気味なペンギン執事がいて、すでにお茶の支度を整えていたのでした……」
執事なんだから当然の働きなんですが、なぜか立ち込める緊張感。それもこれも、ペンギンの表情が読めないせい。
どうでもいいが、これをどうしてラピュタバージョンで作る必要があったのかと自問自答。
一個だけ試しに買ってみて、そのまま材料置き場に放り込んであった馬車(馬がいませんが……)を使ってみました。
うさぎが花を持ってるバージョンなのが、見えるかどうか……
当然のなりゆきとして、
うさぎ「馬車の中にいるうさぎ姫にこの花を……」
御者りす「そういう連中多いんだよねー」以下略
みたいな流れだと思いながら作ってました。
たぶん、この一個が最初で最後です。
瑪瑙ひとつ
何が言いたいのかというと、この瑪瑙の晶洞が、ハートマークに見えるということです(私には)
一年ぐらい前に作って、そのまま放置していたネックレス。
当時は右側のうさぎしかいなかったんですが、彼女うさぎ(左側の小さいの)を付けてみました。おめでとうおめでとう! 一年も放置されていたけれどそれがかえって良かったですね!(?)
……そんな感じで、作っている間はいつも、一言も発さず黙々と作業しているのですが、脳内は結構いそがしくしているようです。今気付きましたが。
次回は、「妙な石ばかり使ってみた」シリーズをお送りします。たぶん。