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日記とは言い切れない更新速度です。

2025

0506
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2014

0328


 私が「何かの棲んでいそうな穴」に対して情熱を燃やしていることは、この不定期ブログを見て下さっている方なら、もう嫌というほどご存知だと思いますが。
 
 穴が空いていると嬉しくなるのは、木の幹だけでなく、石に対しても同様です。
 この石にも、穴を発見して大喜びしたものです。青いカルセドニー。


 拡大図

 とりあえず、ちびうさぎを探検させておきました。
 うさぎが潰れたような形をしているような気がしますが、接着角度が斜めなせいです。

 
 もっとも、木の穴萌えと、石の穴萌えは多少、種類が違うみたいです(私の中では)
 木の幹に、具合のいい感じに小さな穴が空いていると、そこに誰が住んでいるんだろうとか考え始めますが、石に穴が空いていると、上の建物に繋がる地下通路が掘られていないかとか、そういうことを考え始めます。


 事例2↓


 これは二年ぐらい前に作ったもの(たぶん)なんですけど、やっぱり、下の穴から上の城に隠し通路が繋がって……とか妄想するのが好きです。穴の底は見えてるんですけどね。きっとどこかに隠し扉があるはず。

 子供の頃に読んだ本でも、古城の地下に穴があってそこからどこかに繋がっているとか、そういう展開にわくわくしてましたね!
 今ざっと思い返してみて、すぐに思いつくのはイーニッド・ブライトンの「冒険」シリーズです。
 島の地下に海底通路があって、陸と繋がっているとか、古城の地下水の湧き出る場所に潜って外に脱出するとか、とりあえず、「地下通路がいかに人類にとって大切か」ということを教えてくれるシリーズです。たぶん。読んだのが相当昔なのであやふやですが。


 古い屋敷はすべからく地下通路と抜け道と宝石置き場を用意すべし。ということで、「グリーン・ノウの煙突」から「ウィロビー・チェースのおおかみ」まで、他にもいろいろ、居住スペースの数倍、こそこそ歩き回れそうな古い屋敷ってありますよね(二次元限定?)。しかし、「ウィロビー(略)」って確か、壁と壁のあいだの隙間が歩き回れて、覗き穴から悪者の所業を覗き見たりしてたような記憶があるんですが(これも読んだのが相当昔なのでろくに覚えていない……一度、高校時代ぐらいに読み返して、子供用とは思えない暴力表現に怯んだ記憶があります)、子供の頃は単に「覗き穴たのしい! 万歳!」としか思っていなかったが、今思うと、覗き穴のある屋敷とか絶対嫌ですね。幾ら地下通路があっても住みたくない。設計者出てこい(出てこなくていいけど)
(これを一歩間違えると、江戸川乱歩みたいなことになるんじゃないかと推測しますが、あえてそっち方面にはあまり行きたくない今日この頃)


 だんだん話が逸れてきているのは自覚しているんですが、そのまま続けると、こういう考えにわくわくするのは、一部の人間には普遍的なことだと思うのです。
 それを文学的に表現するとこうなる、というのが、何度もすでに主張したような気がするんですが、サン=テグジュベリの「南方郵便機」の一節です。

「十歳の時には僕らは自分たちの逃避所を屋根裏の梁(うつばり)の陰に見いだし得た。死んだ小鳥や、破れた古トランクや、昔の風変りな衣装や、すべて、多少とも人生の楽屋を見せてくれるそれらのもの、ただ僕らは他にもまだ、お伽話によく出てくるような古い家にはきっとつきもののサファイアや、オパールや、ダイヤモンドで作られた宝物が、必ずどこかに隠してあるはずだと言い張った。仄かに光っているはずのその宝物、壁や、梁の存在理由であるはずのその宝物。そうでないとしたらこれらの骨太い梁はどんな敵に対してこの家を防禦しているのか?(新潮文庫、堀口大学訳)」

 テグジュベリはやや男性的なロマンチシズムという感があって、それほど愛読している作家というわけでもないんですが、この一節のために全部許す! みたいな感がありまして……いや、許すなんて偉そうな口を利いている場合ではないんですが。


 ……で、何の話でしたっけ?;
 確か、作ったものを自慢する記事を書こうとして書き始めたんですが……石に穴が空いていたばかりにこんなことに……

 とりあえず、一番上の写真、背景に写っている神々しくももふもふした毛玉っぽい物体は、我が家の猫です。この写真を撮れて非常に満足しています。


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2013

1114

 出来上がってきました。




 西荻窪のニヒル牛2さんでの、クリスマス用展示に合わせた納入品(予定)です。
 なんでこれがクリスマス用なのか……深く、考えてはいけない、と思う。思います。

 実際にどの程度納入するのか、まだ決めていないんですが、とりあえず、出来上がったものをパシャパシャしてみました。


■水晶の浮島的な

 下の機械で上の水晶を浮かせているんです、たぶん。
 どういう仕組みだか分からないので、探査船が実地調査に乗り出すために梯子を掛けているところ、だと思います。
 こういう妄想は語り始めると長いのでほどほどに。


■蝋燭型の星

 瑪瑙の写真を撮るのが下手なんです……非常に悩ましい。いつも苦悩しています。
 この瑪瑙も、もっとずっと綺麗なのですが、全然上手く撮れない。
 瑪瑙が上手く撮れるようになる日まで、いっそお蔵入りさせておくべきなのだろうか。

■こちらも瑪瑙

 これも全然きらきらしてないですね。
 しかし、重要なのは、下のバネが私にはえらく素敵に思えるということです。自分で言ってて意味がよく分からないですが。


■水晶の巣

 彗星が集まるオールトの雲の如く、水晶の育つ巣が……(以下略)
 でもこれ、別に妄想ではなく現実ですね。実際、晶洞の中に水晶が育ちますもんね。


■天青石

 錆びた歯車の上に浮かぶ青い石。
 右下に標識的な部品をつけたのですが、太陽光線が直撃して映ってないです。


■家へ帰る道

 私的にはかなりオーソドックスな世界軸です。


■エレスチャル水晶

 額縁的な撮り方をしてみました。これはこれで面白いかなと。
 下の部品も割とよく見えますし。



 他に四つほど出来上がってきています。
 納入するのが楽しみなような怖いような。
 とりあえず納入準備を進めています。

 

2013

0907

 ここ数日、豪雨続きで、まったく作業が進まないんですけれど、そのせいで、謎のブツ(生命体?)を妄想し始めました。




 なぜだか分からないんですけれど、ここ数日、バクが描きたい……! とか思っていた、その結果です。

 バクに牽かせた車、通称バク車。


 もちろん誰か乗ります。



 乗り賃は、その日見た夢です。
 見た夢によって、乗っていられる距離が変わります。
 なお、酷い夢(バクにとって)を見ていると、暴走バク車が来るらしいです。らしい、というのは、そういう設定を考えていたのに、まだ暴走バク車を描いていないからです(描き忘れた)



 庭師うさぎバージョン。



 りすバージョン。



 りすバージョンその2。

 他に、星守うさぎバージョン(微妙に車に星がつく)など、数種類描いてみました。
 これからいつものように、水晶などに乗せて使おうと思っているんですが、大きさが……かなり場所を取る大きさになりそうなんですよね。どうしたものか、と思っています。
 

2013

0828
まずは懲りずに私信、その後にキャラ紹介的な何かです。


■私信>Yさま
 おめでとうございます!!!
 私もですが、母がとてもとても喜んでいます。
 

■キャラ紹介的な何か

 これなんですけども、


 作成した私でさえ、目をひたすら凝らさないと見えてこないぐらいの違いしかないため、あえて拡大図は載せない方向で。

 一応、上のうさぎは、黄色い王冠をかぶっているんです(ほとんど見えないけど)
 王様うさぎか何かにしようと思っていたんですが、この水晶を見たとき、段差部分にそれぞれうさぎがいたら面白いかなと思い、上に王冠うさぎ、下に普通のうさぎをくっつけてみたところ、あ、これはシンデレラ的な何かじゃないか? と思いつき、そこから妄想がもくもくと膨らみました。

 魔法が解けてしまって、身を潜めている小さなうさぎと、探しに出ている王子うさぎです。舞踏会の夜です。たぶん。


 続けて、なんだか妙な水晶があったので、これを作りました。



 正面から見ると、何がなんだか分からないのですが、



 裏から見ると、こうなっています。
 くっついているのは、王子うさぎです。

 写真だと、凹凸がよく分からないんですが、下に向かって伸びている辺りに、段差のように横向きにでこぼこな水晶がくっついていまして、私の脳内ではこれを「魔女の梯子」ということにしました。

 上にある家が魔女の家です。
 シンデレラ(?)うさぎは、この家に囚われていて、王子うさぎが試練としてこの梯子を登って、魔女と対決するのです。

 さらに、続き。



 言わずとしれたハッピーエンドです。

 小さな教会で結婚式を挙げる二匹。


 よし、これでまとまった……!
 と言いたいところですが、ネタを無駄にしたくない貧乏根性のせいで、この後、二匹でデートしているバージョンを幾つか作ってしまいまして、あまりのらぶらぶリア充っぷりに、なぜか腹が立ってくるという状況に(笑)
 
 王子の王冠がはっきり見えないので、まだ売りに出せるようなレベルではないのですが、たまにこういうふうに作りながら並べてみると面白いです。


2013

0821

 最近、きのこを生やすのに凝っています。



 写真で分かるかどうか……二本の木の間(前?)に、なんか妙なものが生えているのがそれなんですけれど(あやふやな説明)


■きのこ大集合


■きのこ一本


 季節感なんてものは関係ないのであります。
 一応、春になると花のモチーフが増えたりしますが……
 
 しかし、毒キノコばかり生やしたくなるのはなんでなのだろう……
 別に、毒々しいシナリオを考えたりはしていないんですが。
 普通に食べられるきのこが好きなんですが……!


 そういえば、告知し忘れていたのですが。
 次回の納品(下北沢の素今歩さん、西荻窪のニヒル牛2さん)は土曜日を予定しているので、土曜日以降にいらっしゃってくだされば、新作が置いてある可能性があります。
 普段、納品はその直前に決めることが多く、いつ納品、と告知できないんですが、今回は諸事情により日時が決まっていますので。
 余裕があれば、何を納品するか、写真なども撮って事前にブログ告知できたらと思っています。あくまで、それまでに準備が終わればですが;


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※オンラインショップでも取り扱って頂いています。

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