2014
鉱物絵(?)描きました。
石の中に雲が広がっていて鳥が二羽飛んでいて、木が生えていて草原があって山並みも見える、たぶん。頑張ればそう見えないこともない(はず)
木々が立っているのは池のほとり、のはずだったのですが、何か奈落みたいなものにしか見えませんね。
こういうのをちまちま描いておいて、いつかフリーペーパーにでもしようと思っているんですけれど、どうしても黒地が多くなってしまって……我が家の家庭用プリンターで印刷すると、黒インクがいくらあっても足りなさそうです。かといって、印刷業者さんに頼むほど、まともなフリーペーパーを作れる気もしない。むむむ。
相変わらず、猫とたわむれています。眠いです。
でも、作業はちょっとずつ進捗してきました。硝子ケースの中に、一時間に一個ずつ小さな部品を置いていくという作業です(接着剤が乾くまで、次の部品が置けない)。五十時間もあれば完成するはずですね! ……計算上は、そのはずなんですけど。
2014
母が山へ行って撮ってきた鹿の写真。
まだ小鹿っぽいです。
なお、母が山に行っている間、我が家の猫様がものすごく寂しがって、夜中に二時間起きに私を叩き起こすという暴挙に出たために、私の作業に深刻な影響が出ています。
私が、深く寝入った瞬間に起こしに来るんです……静かになると、より寂しくなって起こしたくなるらしいです。眠い。ひたすらに眠い。
2014
我が家の庭。
毎日寒いですね。
そして、またもや大雪。
2月というと、梅の花が大好きな私としては、そろそろ北鎌倉に行く算段を始める頃なんですが、今年はそんなことは完全に頭からすっぱ抜けました。
旅行も無理、指先も冷たい、となるともう、冬眠一択ですね←理屈がおかしい
そんなわけで冬眠しかけた……んですが、ああいうのは本気でやらないと、かえって寝てる間に凍死しそうですよね。本気ならたぶん大丈夫だと思うんですが。たぶん。
で、覚悟が足りなかったせいで、結局冬眠もできなかったので、毎日パン焼いて暮らしていました。
一日一斤ずつ。
その前はケーキを一日一ホール焼いて暮らしていたんですが、最近、卵がなかなか手に入らなくなり(特売が少なくなった?)
気付いたら今日はバレンタインなわけですが、今日もケーキではなくチョコレートパンを焼きました。
木の実やら怪しい粉やらをいろいろ買い込むのが趣味のひとつなので、毎日違うものを焼き込んで楽しんでいます。くるみ、アーモンド、ココナッツパウダー、プルーン、いちじく、干し葡萄、カシス、栗、干し苺、その他もろもろ。
砂糖だけでも五種類ぐらい取り揃えてあるので、毎回何を入れるか考えるネタがつきません。というか、ここまでやらないと、もの凄く飽きっぽいので、反復のように同じパンを焼くということができないんです。最高でも二回以上は同じパンが焼けない(飽きるから)という性分。
しかし、これでも割と飽きてくるので、今日はまた別のものを作りました。
ラベルがボルシチですみません。ボルシチ関係ないです。
中身はルバーブのジャムです。
冷凍もので1キロのルバーブを買い込んだので、とりあえず煮てみました。
で、全然色が違うものが出来上がったんですけど、どうして……
両方とも、砂糖はてんさい糖を使ってみました。なんでも、北国で育った砂糖大根からできるてんさい糖は、南国育ちの黒砂糖よりも身体を温める効果があるんだそうで、最近、実験的に使うようにしています。
右側は、よくあるレシピを探してきて、ルバーブの半分の量の砂糖を入れています。味見してみたらちょっと甘すぎたので、今度は三分の一以下の砂糖で作ったのが左側です。なんか、こっちのほうが普通のルバーブのジャムっぽい。
今度はこれをつけるために白いパンを焼かなければと思うんですが、たぶん私の本性的に無理なので困っています。白いパンを焼こうとしても、絶対無意識に何か混ぜ込みそう。
と、あまり困ってなさそうな記事でした。
いっとき、真剣に冬眠を考えていたぐらいなので、あまりどうでもいい話しか書けませんでしたすみません。
……あっ、そうだ、ハルコミの出展場所決まったんでした(そういう話を書けと……)
でも、寒いので真面目に書くのはまた今度の機会に(えっ
とりあえず、今年の予定としては、まだ申し込んでないんですが横浜赤レンガ倉庫のイベントを狙っています。あと、出展はまだしないですが、名古屋のクリエイターズマーケットを見に行ってこようと思っています。そういう話もまた今度。
2014
今日は雪が降ったので。
タイミングよく(?)、昨日買ってきたこれを。
相変わらずの奇譚クラブ(テクニカルカラー)です。最近ずっと買ってなかったんですが、新作出てたんですね……
見た途端、無理しやがって……200円で納得のいくクオリティは無理だ! と思ったんですが、そのチャレンジング精神に敬意を払ってガチャってきました。
やっぱり、素材がちょっとプラスチックっぽいというか、やたら虹色に光るんですが、その光り方が油っぽいというか、うーん……雪の結晶を再現したかったら、ガラスか、明礬でも使わないと無理な気がします。
しかし、多重星形角板、星形樹枝、星形角板……非常に分かりづらい個別名をずらりと並べているところとか(写真のブツは星形樹枝Ⅰです)、マニアから乙女まで幅広く受けそうなところがよいですね。なお、テクニカルカラーで私が一番好きなのはフジツボシリーズですが。
そんな感じで、最近の日常雑記です。
■コミティア107行ってきました
熱狂的にコミティア好きなんです。行けないと体調悪くなるし、行けば一瞬で回復するぐらい好きです。といっても、まだ四回しか行ってないんですが。
素今歩さんへ納品~コミティアのあいだ、少し体調悪くてダウンしていたのですが、今はすっかりHP・MPともに回復しています。
「表現したい!」という生の熱気に触れられるのが一番なんだと思います。会場にいるだけでみるみる生気が戻っていく……しかし、2月だから、それほど来場数は多くないだろうと踏んでいたんですが、十分混み合ってました。前回(去年)のコミティアが豪雨の日で、来場数が減っていたらしいので、その反動でしょうか。
一番好きなのはSF/ファンタジージャンルなんですが、端から端まで徹底的に歩きました。
足腰がへろへろなんですが、2月の時点でこんなで、5月のコミティアは大丈夫なんだろうか……GW中なのでもっと盛大にやってるはずですが。
なお、今回の収穫は豆本です。とにかくかわいい。
本当は写真を撮って、このブログで見せびらかしたいぐらいなんですが(うずうず)
文芸コーナーも面白かったです。
文章の場合、絵でぱっと引き付けられない分、センスがいいな!と思わせる凝った表紙の本を作っている方などが多かったのですが、どうしても、教科書のようなどこか無骨で殺風景な表紙に惹かれてしまう→内容がさっぱり分からない!→購入できず、という悪循環が生じておりました。内容を一見で判別できるスキルをどうやって身につけるか思案中。
ところで、「言い値で販売します」と書いてある頒布物ほど難しいものはないですね、しかも二分間ぐらいで判断しなきゃいけないとなると。
あと、「物々交換します」というのもかなりハードル高かったです。面白いですが。今度はお菓子の籠か、その辺で摘んだお花の押し花でも持っていこうと思います。
■最近の読書
講談社学術文庫で出ている、中世ヨーロッパシリーズ(?)にはまっています。
ジョセフ・ギース、フランシス・ギース共著で、何冊か出ているのですが、いまのところ「中世ヨーロッパの都市の生活」が一番面白いです。
割と平和なある一年間、そこそこ繁栄している一つの都市に視点を絞って、そこにいた人々がどう生活していたのかをえんえん描写しているのですが、歴史の本とはまた違った臨場感。万華鏡を覗いているような感じでもあります。役に立たないことばかり知っていくことになりますがそれが楽しい。ぱらぱらめくって、関心を持った項目から読めるのもいいです。
なお、13世紀のヨーロッパに脳内トリップしている娘の横で、父に日本史ブームが来ていまして、何か面白い日本史の本ない? と聞かれたので、「読める年表」(自由国民社)を渡しておきました。
これは大辞林並みの大型本なので、迂闊にお勧めはできないうえ、私の持っているのは初版なので、今ではどんなふうに改訂されたのかさっぱり分からないのですが、これを小学生の頃から愛読し続けているおかげで、歴史のテストで困ったことは一度もないので、そういう意味ではお勧めです。私は世界史受験でしたが。
■その他
作業状況など書くべきだ、と思っていたのですが、コミティア感想を書いた時点で非常に満足してしまったので以下そのうち。
2013
いきなり不気味な写真ですみません。
少し前に、栗のペースト入りケーキを焼いたとき、ひび割れができてこんなことになってしまった図です。
こういうのを撮っておくと母が喜ぶので、一応撮影しておきました。後で母に見せよう。
皆さま、年越しの準備はすっかりお済みでしょうか。
我が家では特に大掃除もせず(部屋の床ぐらいは拭いた)、おせちもなく、普段とそれほど変わりはないんですが、蕎麦もうどんもそうめんもあるし(冬でもあったかいそうめんを食べる一家です)、お餅もあるし、回る寿司で調達した寿司もあるし、西荻窪で調達した柴漬けと粟餅(餅は喜田屋さんで買いました)もあるし、もう十分以上に満足してぬくぬくしております。
何も変わらないけど、新しいまっさらな年が始まる! という気分はすごく幸せですね。何も変わらないけど(二回言った)
なお、なんとなく和風で統一しているはずが、粟餅を食べるのに、栗とミルクと洋酒入りのつけ汁を用意したので、もうそこで何かが台無しです。
それはともかく、今年を振り返ると、とにかく、いろんな人を見送った年でした。
祖母、恩師、小学生時代から知っている近所のおばちゃん、友人から、まったく接点はないが本やゲームなどを通じて知っている人たちまで、本当にいろいろ。
寂しいときは、アクセサリー作りをしていてよかった! と思いました。多少のメールのやり取りにも、すごく元気づけられた一年でした。実際にお会いできた方もいますし。これまで一人で黙々と、孤独に作っていた蓄積が少しは出てきたというか、少し収穫が出てきたんだなという気がします。
来年はもっと構っていただけるように頑張ります(笑)
もともと、集中しているときは自分の世界に篭りがちなタイプでして、ずっと昔、あまり接点のなかった後輩に、「○○さんって、やたら謎の扉が沢山ある家みたいで、遊びに行くと楽しいんだけど、間違った扉を開けるとブラックホールが広がってそうだよね」と言われたことがやたら印象に残っているんですが。
謎の扉が沢山ある家……普通の扉の横に、小指が通るぐらいのミニ扉が並んでいるような家ですね。いい……すごくいい……!(ツボに嵌まったらしい)
真偽はともかく、そんな家になりたいです(笑)
そして、来年はなるべく、沢山の扉を回りに公開できたらいいなと思っています。
あと、もうひとつ。
もう年の瀬になって、なんとなく見えてきたことが。
もともと、考えよりも自分の中のイメージ優先で、「これしかない!」という思いで、創作用の屋号(フユノモリ社)をつけたのですが。
なんでそう名付けたのか、という理由が、ぼんやりと見えてきた気がします。
つまり、これから長い間、私たちはだんだん日が薄くなる冬の季節を生きていく(心象風景として)のだと思いますが、その中でも綺麗なものを見つけたい、むしろ、立ち枯れた冬の空気の中でこそ、より綺麗に見えるものもあるだろう、ということです。
文明が衰退する間際こそ、文化が爛熟する、と、歴史の本を読むとよく書いてありますしね。
寒さが厳しくなる世界の中で、せっせとキラキラするものを拾って歩きたい所存です。
追い詰められた気分でいると、どうしても大きな物語にすがりたくなるものですが、私は本能的にそれを忌避してしまう質なので、ひとつひとつ違う、ごく小さなささやかな物語を、首にぶら下げて持って歩けるサイズで、これからも作っていけたらと思っています。
今年は、「何かあったときに、心の避難所になるような小さな場所が沢山あると助かる」というのを実感したので、本当にささやかながら、そういう避難所のひとつになれれば、とも思います。
もともと、作りたいから作っていただけなので、全ては後付けですが。
そして、アクセサリーに限らず、そうした小さな避難場所を沢山作っていきたいので、どうぞ皆さま、来年もお時間あれば構ってください(笑)
真剣に書いてしまいましたが、今年もよい年でした。いろんな人を見送ったけど、臆面もなくそう言えます(笑)
来年も頑張る、とかではなく、とにかく今は、来年が楽しみです! 何して遊ぼうかな。誰か一緒に遊んでくれるかな、と(笑)
ではでは、皆さまもよいお年をお過ごしくださいませ!